2004年から2010年頃に製造されたGretsch ElectromaticシリーズのG5235T Pro Jetは、今でも中古市場で根強い人気を集めているモデルです。シングルカッタウェイのマホガニーチャンバードボディにセットネック、Rosewood指板を組み合わせ、Bigsby B50を標準搭載している点が特徴的です。
g5235t pro jetの基本スペック
ボディはマホガニー材でチャンバー加工が施され、軽量ながらしっかりしたレスポンスが得られます。ネックはマホガニー製のセットネックで、指板はRosewood。フレット数は20フレットです。ピックアップは年式や個体によりBlack Top Filter’tronかミニハムバッカーが搭載されていて、コントロールレイアウトも2ボリューム+マスターまたは3ノブ仕様とバリエーションがあります。
Bigsby B50のヴィブラートシステムが最大の魅力で、アームを軽く動かすだけでナチュラルなピッチ変化が楽しめます。実際に試奏してみると、弦のテンションが程よく保たれていて、操作性が高い印象です。
Filter’tronとミニハムバッカーの違い
Filter’tron搭載モデルは明るくキラキラしたトーンが特徴で、ロックンロールやカントリー寄りのサウンドに向いています。一方、ミニハムバッカー搭載モデルは少し太めで甘いサスティーンが得られ、ブルースやロック寄りの表現に適しています。動画で聴くのと実際に弾くのでは印象が違って、ピッキングの強弱でかなり表情が変わる点が面白いところです。
年式によってピックアップの仕様が異なるため、中古を選ぶ際は実機の音をしっかり確認するのがおすすめです。
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Bigsby B50は弦の張り替えが少し手間ですが、日常使いで安定しています。弦高やネック調整をしっかり行えば、開放弦のビブラートも美しくかかります。実際に所有している人の話を聞くと、定期的にナットやブリッジの潤滑をしておくとアームの動きがスムーズになるそうです。
セットアップのポイントは、まず弦高を好みの位置に合わせること。次にピックアップの高さを調整してバランスを取ること。加えてBigsbyのバネ張力を確認することです。これらを順番に進めると、思った通りのレスポンスが得られやすいです。
中古相場と選び方のポイント
2020年代の実売相場は5万円から8万円前後で推移しています。状態の良い個体やオリジナルケース付きは少し高めに出る傾向があります。購入時はピックアップの種類、コントロールノブの数、ネックの反り具合を重点的にチェックしてください。
現代のElectromatic Jet(G5230TやG5220など)と比べると、ピックアップのキャラクターやノブ数が主な違いです。Filter’tronモデル同士でも、ボディの軽さやネックのフィット感で好みが分かれます。
まとめ
2004-2010年モデルのG5235T Pro Jetは、Bigsbyの存在感と独特のトーンが魅力の1本です。中古で探す際は実機に触れてみて、自分に合うピックアップ仕様を選ぶのがベストです。

