ライブ前にギター弦を張り替える方がほとんどだと思います。張り替えのタイミングは人それぞれだと思いますが、私は3日前位がいいかなと思っています。
そもそも、ギター弦を張り替える必要があるのかというと、絶対張り替えた方がいいです。張り替えないと弦が切れる可能性が高まりますし、アタックの響き、サスティンの量や時間などの音の変化に加えて、弾きやすさ(柔らかさ)が変わります。見た目の輝きも増しますね。弦も気持ちもテンションが上がります^^
特に、ライブ前の週末はリハや曲の詰めでギターを酷使する事が多く、弦が痛んでいる場合が多いです。時には、かなり前にスタジオ弦を切って応急処置で買った安い弦だったことを忘れているなんてこともあります。とまぁ、ライブ直前に替える方がいいでしょう。
では、いつ替えれ理想なのかというと、音質を考えると理想は直前であればあるほどいいです。弦は新品の方がいい音がしますからね。指の脂がついただけで弦の振動は変わりますし、弦は張った瞬間から伸びます。すぐに湿気がついて錆びます。音にこだわる人はライブ中、曲毎にギターを替えるなんて人もいる位です。素人ではそこまでお金はかけられませんけどね。
直前に弦を貼る事によるリスクもあります。一つ目は、チューニングがずれるというリスク。弦は張った後しばらくチューニングが安定しません。張った直後にチョーキングをするとすぐに音程がずれます。カッティングして負荷を与えても伸びます。またナットやブリッジの収まりも不安定だったりします。
弦を貼った直後はゆっくりチョーキングやバッキングをして弦を慣らします。大体1時間位も弾いていればチューニングが合ってきます。ただ、これでも足りません。できれば一晩寝かせてなじませた方がいいです。それだけ弦のテンションはすぐに安定しません。
二つ目のリスクは弦が切れる事です。時々品質の悪い弦に当たってしまい、張ってすぐに弦がプツンと切れてしまう事があります。ライブ前に緊張していて弦を巻く方向(ペグを回す方向)を間違えて弦を張りすぎて弦を切ったり逆回りに張ってしまう人を良くみます。特にレスポールタイプのヘッドは1-3弦と4-6弦でペグを回す方向が違うので極度の緊張で普段やっている事を間違ってしまうわけですね。ライブハウスの楽屋で良くみかけます。
こうしたことから最低でも前日には余裕を持って弦を交換しておきたいです。ライブ当日の楽屋で弦を切って、楽器屋に走って買いに行くなんてことにはなりたくないですからね。
ライブ前日に弦を交換する人が多いと思うのですが、私は3日前位に交換します。ライブ前日は既に緊張していますので(笑) やることも沢山ありますしね。エフェクターの電池、ギター磨き、進行表、歌詞の暗記、ライブの観客への連絡などやる事がてんこもりになり、ゆっくり弦を張っている余裕がありません。
それと、弦に慣れておきたいというのもあります。弦の感触が変わるので、あれ?こんなに柔らかかったかなとか、こんなテンション高かったっけ?などと戸惑う事もあります。3日も弾けば慣れるので問題ありません。3日もすればチューニングは安定しますし、弦が切れるリスクも減ります。
逆に1週間前だとちょっと長すぎですね。気分の問題かもしれませんが、明らかにシャリーンと明るい音から徐々に音が曇ってしまう感じがします。
いかがでしょうか?楽屋で張ったり、ライブ前日に張っている人は、3日前に弦を交換すると余裕が生まれますよ。お勧めです!
↓アーニーボールならamazonが一番安いです。
【国内正規輸入品】ERNIE BALL アーニーボール エレキギター弦 2223 Super Slinky スーパースリンキー 新品価格 |