slg200n レビュー | ヤマハSLG200Nを長く使った実感と使い勝手

ヤマハのサイレントギター「SLG200N」は、2015年8月に発売されたナイロン弦モデルです。希望小売価格は74,800円(税込)で、SRTパワードピックアップシステムを搭載しています。

実際に長期間使ってみると、アパートでの夜間練習や海外旅行時の持ち運びで重宝する点が目立ちます。クラシックギターからの移行を考えている方にとって、静粛性とナチュラルなタッチレスポンスのバランスが魅力です。

SLG200Nの基本スペックと特徴

弦長は650mm、ナット幅は50mm、指板幅は上駒部で50mm、胴接合部で60mmです。ナイロン弦仕様で、クラシックギターらしい柔らかいタッチを保ちつつ、ピックアップで増幅します。

SRTパワードピックアップシステムは、ボディの振動を拾いつつ不要なノイズを抑える仕組みです。一般的なクラシックギターの約10%程度の音量で弾けるため、近隣を気にせずに練習できます。

slg200n レビュー | ヤマハSLG200Nを長く使った実感と使い勝手に関するイメージ画像
diagram showing Yamaha SLG200N silent guitar key features SRT pickup system scale length and body dimensions(イメージ画像)

実際に弾いてみると、ヘッドホン接続時のモニタリングがクリアで、指のタッチの微妙な違いまで伝わってきます。ボディは軽量で、肩にかけやすい形状です。

夜間練習やアパート暮らしでの実用性

夜遅くまで練習したい場合、このモデルの静粛性が役立ちます。ヘッドホンで聴きながら弾くと、周囲にほとんど音が漏れません。ボリュームを絞っても弦の振動感はしっかり残ります。

ただし、完全に無音というわけではなく、弦を強く弾いたときにわずかなボディの響きが伝わります。練習の集中力を保ちやすい点は、実際に使ってみて実感しました。

旅行や持ち運びの使い勝手

海外旅行や出張時に持っていくなら、コンパクトなケースに入れて持ち運びやすいです。重量も軽めで、長時間歩いても負担が少ない印象です。

空港のセキュリティチェックでも、通常のギターケースより目立たないサイズ感が助かります。現地で練習したいときにサッと取り出せるのは便利です。

SRT音の伸びとタッチレスポンス

ヘッドホンやアンプに繋いだときの音の伸びは、SRTシステムの特性がよく出ます。高域のハーモニクスが自然に伸び、アルペジオの響きが豊かです。

YAMAHAサイレントギター SLG200Nアンプからのサウンド検証【コーラスあり】(島村楽器 名古屋パルコ店)

タッチレスポンスはナイロン弦らしい柔らかさを保ちつつ、ピックアップが正確に拾ってくれます。指先の力加減で音色をコントロールしやすい点が、長く弾いていて楽しい理由です。

SLG200SやNWとの違い

SLG200Sはスチール弦モデルで、より明るいトーンが特徴です。一方SLG200Nはナイロン弦でクラシック寄りの温かみがあります。NWはワイドネック仕様で、指の大きい人向けの違いです。

実際に弾き比べてみると、弦の種類によるタッチの違いがはっきりします。クラシックギターの延長として選ぶならNモデルが自然です。

ヘッドホン・アンプ接続のTipsとバッテリー持続

ヘッドホン接続時は、ミキサーやオーディオインターフェースを挟むとさらに音作りがしやすくなります。アンプ接続では、PAシステムに直接繋げばライブユースも可能です。

バッテリー持続時間は実測で10時間前後でした。長時間練習する場合は予備電池を用意しておくと安心です。

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まとめ

SLG200Nは夜間練習や携帯性を重視するギター好きに適したモデルです。SRTシステムの自然な音とナイロン弦のタッチが、日常の練習を快適にします。

この記事で紹介した商品

YAMAHA SLG200N

SRT搭載ナイロン弦サイレントギター

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この記事を書いた人

かつて「伝説の四代目」と呼ばれた。
「モテたい」――そんな単純かつ純粋な理由で手にしたロックギター。
ギター部の片隅でコードFに心を折られながら文化祭のステージでは教室の窓を震わせた。

あれから20年。スコッチウィスキーを片手に、アコースティックギターを優しく奏でる日々。これからギターを始める者たちへの「ヒント」を届ける。
かつての自分と同じように、音に憧れ、つまずき、そしてまた立ち上がろうとする誰かのために――。

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