Gibsonのレスポールは、ネックがボディに接着されたセットネック構造のため、折れてしまうと交換が難しくなります。ヘッドストックの角度が約17度と急なことも影響して、ストラトキャスターのようなボルトオンタイプより折れやすいと言われています。
レスポールがネック折れしやすい構造的な理由
レスポールのネックはマホガニー材を使い、ヘッドストック部分に力がかかりやすい設計です。弦のテンションが常に加わっている状態で、スタンドから落ちたり輸送中に衝撃を受けたりすると、ヘッドストック基部で折れてしまうケースが少なくありません。実際に所有している人の中には、地震の揺れで倒れて折れたという報告もあります。
一方でボルトオン方式のギターならネック自体を交換しやすいですが、レスポールは接着式のため修理の選択肢が限られます。それでもプロの技術でしっかり直せば、元の演奏性を取り戻せることが多いです。

実際の修理費用相場と島村楽器の事例
ネック折れの修理費用は、傷の程度や工房によって異なりますが、相場は8万円から15万円程度が目安です。島村楽器のリペア事例では、接着と補強材の追加、塗装のやり直しまで含めて7万4800円(税抜)というケースがありました。
個人ブログでも「丁寧な接ぎ木と補強で8万円台」という声が複数見られます。単に接着するだけだと後で再発するリスクがあるため、補強までしっかりやる工房を選ぶのがおすすめです。
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プロの工房で丁寧に直したレスポールは、音も演奏性も問題なく復活します。むしろ補強が入ることで耐久性が上がったと感じるオーナーも少なくありません。実際に複数本の修理経験がある人によると、折れる前と同じかそれ以上に長く付き合えるようになったという声もあります。
もちろん、ただ接着しただけの粗い修理だと響きが変わったり、ネックが少し反ったりする可能性があります。信頼できるリペアショップに依頼することが大切です。
ネック折れを防ぐための日常の工夫
上位効果的なのは、しっかりしたギタースタンドを使うことです。倒れにくいモデルを選んで、壁際に置かないようにするだけでリスクはかなり減ります。ハードケースに入れて保管するのも有効で、輸送時や地震の際の保険になります。

また、練習後にすぐケースに戻す習慣をつけると、うっかりの落下事故を防げます。レスポールは愛着のあるギターだからこそ、こうした小さな心がけが長く楽しむコツになります。
まとめ
レスポールのネック折れは怖い事故ですが、適切な修理をすれば十分に復活します。費用は8〜15万円程度が相場で、補強までしっかりやれば耐久性も向上するケースが多いです。予防としては倒れにくいスタンド選びが上位の近道。もし万一折れてしまっても、慌てずに信頼できる工房に相談してみてください。

