レスポール トラディショナル 評価|2016-2019モデル比較と中古実機レビュー

Gibson Les Paul Traditionalは、2008年登場以来クラシックなレスポールサウンドを求めるプレイヤーに支持されてきたモデルです。2016年から2019年にかけて仕様が年ごとに変わり、特にボディ構造や重量で違いが目立ちます。実際に店頭で試奏したり中古で手に入れた経験から、トーンや弾き心地を中心に比較してみました。

2016-2019年の主な仕様変化

この時期のTraditionalは57 Classic PUを共通で搭載しており、太くて艶やかなハムバッカーらしいサウンドが特徴です。2016年モデルはピックガード付きで、ボディバックに9つの穴を空けたトラディショナルウェイトリリーフ仕様のため、全体的に重量感が強めに出やすいです。一方、2017年モデルからはウェイトリリーフが完全に廃止され、フルソリッドボディになっています。

ネックは基本的に50年代を意識したラウンドドシェイプで、握ったときの厚みやロール感が年式によって微妙に異なります。2016年は少し薄めに感じる声もありますが、2017年以降はよりヴィンテージ寄りのフィット感に近づいています。重量実測値でも、2016年は9ポンド前後になる個体が多い一方、2017年以降は軽量化された分8.5〜9ポンド台のものが増え、肩への負担が減った印象です。

レスポール トラディショナル 評価|2016-2019モデル比較と中古実機レビューに関するイメージ画像
diagram showing weight relief holes vs full solid body comparison for Les Paul Traditional 2016 vs 2017(イメージ画像)

ピックアップは2016-2019年を通じて57 Classic(ネック側)と57 Classic+(ブリッジ側)が主流で、クリーンからクランチまでバランス良く歪みます。実際に弾いてみると、動画の音とは違って低域の締まりと高域の伸びが実機でよくわかります。

中古市場での選び方と注意点

2026年現在、これらのモデルは生産終了しているため中古需要が安定しています。まずは重量を確認するのがおすすめです。9ポンドを超える個体は長時間弾くと疲れやすいので、可能なら実測してから購入を検討してください。ネックコンディションも重要で、フレットすり減りや指板の反りをチェックしましょう。

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現行のLes Paul Standardと比べると、Traditionalはウェイトリリーフの仕様がシンプルで、ピックガードの有無やノブ形状など細部にヴィンテージらしいディテールが残っています。Standardはより軽量でモダンな仕様が多いため、クラシック寄りの音を求めるならTraditionalの中古が狙い目です。

NEW GEAR NEWS! Gibson Les Paul Traditional T 2017 Rundown(Mark Richardson Guitar)
目次

実際に弾いた印象

2017年モデルを試奏したところ、フルソリッドボディの恩恵でサスティーンがしっかりあり、57 Classicの太いトーンがよく出ていました。ネックは握りやすく、コードワークからリードまで違和感なく弾けます。2016年モデルは穴あきボディの分少し重く感じましたが、その分低域の厚みが際立つ個体もありました。どちらも動画では伝わりにくい「鳴り」の違いが大きいです。

レスポール トラディショナル 評価|2016-2019モデル比較と中古実機レビューに関するイメージ画像
three Les Paul Traditional guitars side by side comparison concept 2016 2017 2019(イメージ画像)

中古で探す場合は、Digimartや楽器店の実機確認を優先すると良いでしょう。個体差が大きいので、可能なら複数台弾き比べてみるのが確実です。

まとめ

2016-2019年のレスポール トラディショナルは、ウェイトリリーフの変化を中心に年式ごとの違いが明確です。57 Classic PUのサウンドを活かしたクラシック寄りのレスポールが欲しい人にとって、中古市場は今も魅力的な選択肢となっています。まずは近所の楽器店で実機に触れてみてください。

この記事で紹介した商品

Gibson Les Paul Traditional 2017

フルソリッドボディ、57 Classic PU搭載モデル

Gibson Les Paul Traditional 2016

ウェイトリリーフ仕様、ピックガード付き

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この記事を書いた人

かつて「伝説の四代目」と呼ばれた。
「モテたい」――そんな単純かつ純粋な理由で手にしたロックギター。
ギター部の片隅でコードFに心を折られながら文化祭のステージでは教室の窓を震わせた。

あれから20年。スコッチウィスキーを片手に、アコースティックギターを優しく奏でる日々。これからギターを始める者たちへの「ヒント」を届ける。
かつての自分と同じように、音に憧れ、つまずき、そしてまた立ち上がろうとする誰かのために――。

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