レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた1(やすり編)

エレキギターにステッカーを貼る人がいる。   若気の至りや個性の主張なのかもしれないが、時が経って我に返った時に後悔する。   特に、ギブソンレスポールのようなラッカー塗装のギターでは、市販のステッカーを剥がすスプレーやシンナーを使うとラッカーを簡単に溶かしてしまう。   長い時をかけてボディにしみ込んだステッカーは剥がれない。ネットに書いてあるように、ヘアドライヤーで温めても剥がれない。もう遅いのだ。「後悔後に立たず」とはこういう事を言う。   例えば、このレスポール、80年代前半のとてもいいギター、中古市場にもなかなか出回っていないレアな物。   ステッカーがなければ高く売れるはずと思い、前のオーナーが、頑張って剥がした後が見受けられる。しかし、そうはいかないという例を作ってしまった。   商品価値は下がり、やはり中古で安く売られていた。私にとっては安く80年代のレスポールが手に入るのですごくラッキーだったが。   レスポールのステッカーがこびりついた残骸を剥がす この状態では誰も買わないだろう。私以外は(笑) ステッカーの糊が残っていて服につきそうなほど。   幸い、トップ(表側)にはステッカーの跡は無かったので、実験を兼ねて購入。   まずは、ネットで調査。 なるべくお金を掛けずにやる方法を探る。   なるほど、順番は、①耐水ペーパー②コンパウンド②布系のバフで仕上げのようだ。   ラッカーなのに紙やすり?天下のギブソンに紙やすりを仕向けるなんて、と思ってしまったが、メンテナンス工房やプロショップもそうしているようだし、考えてみれば、ギターを作る時と同じ工程か。。   というわけで、まずは耐水ペーパーで落とす事に。 レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 最初は高い数字1000番位の耐水ペーパーから試した方が良い。もしかしたら落ちるかもしれない。   しかし、このギターの場合は、そのような事をしていたら永遠に終わらなそうなので、思い切って400番から始める。   400番でも落ちない。。。流石にこれ以上低い数字の耐水ペーパーを使うとラッカーを削ってしまいそうなので、400番でて磨きすることに。 レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 格闘すること、約1時間、ようやくステッカーがボロボロと剥がれてきた。   手前の糊は強固に固まっているので手ごわい。   手前の糊は強固に固まっているので手ごわい。 ようやく先が見えてきた。ここまで2時間位。塗装を傷つけないようになるべく力を入れずに時間をかけて磨いたので予想以上に時間がかかる。さすがに腕が張ってきた。   耐水ペーパーが無くなったのでDAISOで補充 レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 240番から2000番まで10枚入っていて100円。使い勝手もよくかなり安い!って100円ショップだから当たり前か。あまりにも安いので、勢いでハンドサンダーも購入。マスキングテープを合わせて324円。   レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた ハンドサンダーを使ってみると、かなり早い!指先でちょこちょことやっているよりも面積が広く均等に磨ける。少々力がいるが時間を半分以上短縮できた。   が、しかし….   レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 力を入れて磨くと、耐水ペーパー切れたり破れたりすることが判明。時すでに遅し。切れた所からかなり傷がついてしまった。。やはり、手を抜いてはいけない。初心者あるあるか。レスポールさん、ごめんなさい><   もしかしたらコンパウンドで綺麗になるのではないかと都合の良い解釈をしてコンパウンド作業に移る事に。   レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた まずは、3000番から。学生時代バイク用に買ったコンパウンド。20年以上前に購入したものだけどまだ現役。   「キズ消し用」と書いてある。 キズを消してくれるのか・・・とまた、都合の良い解釈。   レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 磨いても磨いても傷は落ちず。7500番に。   レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 最後に9800番でごしごし。   レスポールにこびりついたステッカーの残骸を綺麗に剥がしてみた 9800番の手磨き終了。ステッカーの跡は落とせましたが、傷や曇りが残ってしまった。   次のバフ掛けに期待しよう。という事でバフ掛けのセットをネットで購入 続く。   今回使用したコンパウンドはこれ。 コンパウンドは粗目から徐々に細かくする事が基本。20年間固まらなかったのがすごい。 ↓↓↓↓

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この記事を書いた人

かつて「伝説の四代目」と呼ばれた。
「モテたい」――そんな単純かつ純粋な理由で手にしたロックギター。
ギター部の片隅でコードFに心を折られながら文化祭のステージでは教室の窓を震わせた。

あれから20年。スコッチウィスキーを片手に、アコースティックギターを優しく奏でる日々。これからギターを始める者たちへの「ヒント」を届ける。
かつての自分と同じように、音に憧れ、つまずき、そしてまた立ち上がろうとする誰かのために――。

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