GIBSON J45ハードケースが乾燥してしまったのを直す

GIBSON J45のハードケース、外側の材質は合皮でできており、本来はほどよくつやがあるものだが、長い年月が経ち乾燥してしまったようだ。

合皮とはいえ、乾燥が続くとボロボロと剥がれてくることがあるので潤いを与えないとなりません。人間のお肌と同じですね。

目次

なぜギターのハードケースは乾燥するのか

ギターのハードケースに使われている合皮(PUレザー)は、経年劣化で水分が抜けていきます。特に以下の条件で劣化が加速します。

  • 直射日光が当たる場所に保管:紫外線が合皮の表面を分解する
  • 高温多湿→乾燥を繰り返す環境:日本の四季で起こりやすい
  • 長期間開けずに放置:空気が循環せず、表面が硬化する
  • エアコンの風が直接当たる場所:急激に水分が奪われる

J45のような高級アコギのハードケースは、楽器を守る最後の砦です。ケースが劣化してボロボロになると、内部にカスが入り込んでギター本体を傷つける可能性もあるため、早めのケアが重要です。

ケースの乾燥を直す手順

そこで、以前、車の本革シートの艶出しクリーナーを使う事に。(10年以上前のもの)

J45ハードケースにスプレー

▲直接スプレーして泡泡にします

J45ハードケースを布で拭く

▲柔らかい布で拭き取ります

手順のポイント

  1. ケースの汚れを軽く拭き取る:乾いた布でホコリを落とす
  2. レザークリーナーをスプレー:ケース全体にまんべんなく
  3. 柔らかい布で拭き取る:マイクロファイバークロスが最適
  4. 乾いたら再度スプレー:しみ込みにくいので根気よく繰り返す
  5. 4〜5回繰り返す:少しずつ潤いが戻ってくる

J45ハードケースにムラができた

▲おっと、むらができてしまった

J45ハードケース仕上がり

▲これを4〜5回繰り返しました。まだむらがありますが、まぁこんなものでしょう。意外としみ込みにくいので苦戦。。

使えるケア用品の選び方

私が持っていた商品はもう売っていませんでしたが、合皮ケースのケアに使える製品はいくつかあります。

選ぶときのポイントは以下の通りです。

  • 合皮対応の表記があること:本革専用だと合皮を傷める成分が入っている場合がある
  • シリコン系よりも水性系:シリコン系は表面がベタつきやすい
  • UVカット効果があるとなお良い:紫外線劣化を防げる
  • 自動車用のレザークリーナー:カー用品は耐久性が高く、楽器ケースにも相性が良い

ハードケースの乾燥を防ぐ日常の保管方法

一度ケアしても、保管方法が悪ければまた乾燥してしまいます。以下のポイントを意識しましょう。

  • 直射日光を避ける:押入れやクローゼットがベスト
  • 湿度40〜60%を維持:ギター本体のためにも重要な数値
  • 半年に一度はケアする:乾燥が進む前に潤いを補充
  • ケースを立てて保管する場合はカバーをかける:ホコリが乾燥を加速させる

J45のようなヴィンテージアコギを持っている方は、ギター本体だけでなくケースのメンテナンスにも気を配りたいところです。ケースが健全なら、ギターの保管環境も安定します。

まとめ

GIBSON J45のハードケースが乾燥してきたら、自動車用のレザークリーナーで潤いを取り戻せます。合皮は放置するとボロボロに剥がれてくるので、気づいたら早めにケアしましょう。4〜5回根気よくスプレー&拭き取りを繰り返すのがコツです。

日頃の保管環境を整えることで、ケースもギターも長く良い状態を保てます。大切なJ45を守るために、ぜひ試してみてください。

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この記事を書いた人

かつて「伝説の四代目」と呼ばれた。
「モテたい」――そんな単純かつ純粋な理由で手にしたロックギター。
ギター部の片隅でコードFに心を折られながら文化祭のステージでは教室の窓を震わせた。

あれから20年。スコッチウィスキーを片手に、アコースティックギターを優しく奏でる日々。これからギターを始める者たちへの「ヒント」を届ける。
かつての自分と同じように、音に憧れ、つまずき、そしてまた立ち上がろうとする誰かのために――。

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